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用語集

インターネット関連

  • OS(オペレーティングシステム)

    OSとはハードウェアとアプリケーションの仲介を行う基盤ソフトウェア。プロセス管理、メモリ管理、ファイルシステム、ネットワーク制御、ユーザー権限などを統合的に制御し、アプリケーションがハードウェアに依存せず動作できる環境を提供する。

    システムコールを通じてユーザー空間とカーネル空間を分離・管理し、仮想メモリ・割り込み処理・スケジューリングなどの仕組みにより安定したマルチタスク実行を実現する。

  • インターネット

    「インターネット(Internet)」とは、特定のルールに従って世界中のコンピューターとネットワークをつなぎ合わせた情報通信ネットワークです。光回線はもちろん、電話回線や携帯電話の無線回線などを経由した接続も可能なため、パソコンやスマートフォンでも利用できるのです。

  • ウェブ

    「ウェブ(Web)」とは、インターネット上に文字や画像、動画などで構成されたページを公開して活用するときに使われているシステム(仕組み)です。この仕組みがあるから、インターネット上にある世界中の情報をつなぎ、次々に見たり、聞いたり、交信ができるのです。

  • ブラウザー

    「ブラウザー」とは、情報を見聞き(閲覧)するためのソフトウエアのことです。通常はインターネット上に「ウェブ」という仕組みで公開されたページの文章や画像、動画などを表示して活用する「ウェブブラウザー」を指し、「Internet Explorer」や「Google Chrome」などがあります。

  • リンク

    「リンク」とは、ウェブページ上で設定されているテキストや画像をクリック(あるいはタップ)すると、指定されている別のウェブページやファイルが開く(移動する)仕組みのことです。これによりウェブサイト内や外部の関連するウェブページへ次々と移動できます。

  • URL

    「URL(ユーアールエル)」とは、ネットワーク上の情報を入手するときに必要な場所と入手方法を示す文字列のことです。一般的にはインターネット上のサイトやウェブページの「アドレス」という意味で使われており、ブラウザーで開いたときにアドレスバーにも表示されています。

  • プロトコル

    「プロトコル(Protocol)」とは、「通信規約」とも呼ばれたりしますが、コンピューター同士や機器との間で情報をやり取りする通信に必要なルールのことです。データをどういう形式で、どういう順番で交換するかお互いに決めておかないと何も通じないわけです。

  • サーバー

    「サーバー」とは、他のコンピューターや電子機器からの通信を経由した要求に応じて、様々な機能やサービスを提供するコンピューターのことです。インターネット上で一般公開されているものから、社内などで運用されているものまで、さまざまな規模や役割のサーバーがあります。

  • アカウント

    「アカウント」とは、各種サービスに利用者(ユーザー)登録をすることで取得できる利用資格です。「アカウント」情報としては他の利用者と重ならない「ユーザー名(ID)」と「パスワード」が必須です。サービスを利用開始(ログイン)するときに「アカウント」情報を使います。

  • ネットワーク

    「ネットワーク(Network)」とは「網状のもの」という意味ですが、コンピューター用語では電子機器を相互につなぐ情報通信網(情報が伝わる経路)のことです。つながった機器同士が情報を交換(通信)するには共通のルール(プロトコル)に従う必要があります。

  • LAN

    「LAN(ラン)」とは、事務所内や建物内、家庭内など限定された敷地内でつながれたネットワークのことです。同じネットワーク内にあるパソコン同士でデータを直接交換したり、プリンターやファイルサーバー、インターネット回線などを共有することが可能です。

  • 無線LAN

    「無線LAN(むせんラン)」とは、無線通信技術でケーブルを使わずに電波でつなげた構内ネットワーク(LAN)のことです。「IEEE(米国電気電子学会)」が「無線LAN」の標準規格を策定しており、その規格による機器同士の接続を保証したのが「Wi-Fi(ワイファイ)」です。

  • Wi-Fi

    「Wi-Fi(ワイファイ)」とは、無線LAN の標準規格(IEEE802.11)による機器で相互接続を保証するために業界が作ったブランド名です。「Wi-Fi」認定機器による無線ネットワークや、それを経由してインターネットに接続できる設定やサービス名にも「Wi-Fi」が使われています。

  • IT

    「IT(アイティー)」とは「Information Technology(インフォメーション・テクノロジー)の略語で「情報技術」という意味です。データを集め、情報に加工して活用するのに必要なコンピューターを中心としたハードウエア、ソフトウエア、通信に関する技術の総称です。

  • IoT

    「IoT(アイオーティー)」とは「Internet of Things」の略語で「モノのインターネット」とも訳されます。パソコンやスマートフォンなどの情報端末だけでなく、あらゆる「モノ(Things)」がネット通信でつながる対象となり、情報を集めて活用する技術や仕組みのことです。

  • クラウド

    「クラウド(Cloud)」とは、パソコンやスマートフォンといった個々の機器がデータを保存して処理する能力を持たなくても、インターネット上でデータを保存、共有して Webブラウザーやアプリを通じて活用するという考え方、およびその環境やサービスのことです。

  • ビッグデータ

    「ビッグデータ(Big data)」とは、インターネットの普及や IT の進化で収集および蓄積が可能となった多彩で膨大なデータのことです。その豊富なデータを解析することで規則性や関連性を見つけ、今後の予測や問題の解決などビジネスや社会に役立てることができます。

  • セキュリティ

    「セキュリティ(Security)」とは、パソコンにおいては主に扱っている情報やプログラムを消失、改ざん、漏えい、悪用などから守ることです。インターネットの普及により、便利に外部と接続できるようになった反面、セキュリティ対策はますます重要になっています。

  • ウイルス

    「ウイルス(Virus)」とは、パソコンの場合、外部から侵入してトラブルを起こす悪意を持って作成されたプログラムのことです。侵入経路は様々で、OS やアプリの欠陥を悪用したり、必要なアプリやファイルを装って利用者をだましたり、あの手この手で攻撃してきます。

  • スパイウエア

    「スパイウエア(Spyware)」とは、パソコンのデータや個人情報などをユーザーに隠れて外部に送信する(盗み出す)プログラムのことです。外部から無断で侵入するものだけでなく、たくみにユーザーをだましてインストールや実行をさせてしまうものもあります。

  • ランサムウエア

    「ランサムウェア(Ransomware)」とは、パソコンなどの情報端末内に所有しているファイルを勝手に暗号化するなどで使えなくして、その解除と引き換えに金銭などを要求する悪質なプログラムのことです。ウイルスの一種と考えていいでしょう。

  • マルウエア

    「マルウエア(Malware)」とは、悪意をもって作成されたプログラムのことです。代表的なコンピューターウイルスはもちろん、スパイウエアやランサムウエアなど有害なソフトウエアの総称として使われています。

  • フィッシング

    「フィッシング(Phishing)」とは、実在する有名企業やサービスを名乗り、見た目そっくりのメールやサイトを偽装して安心させ、パスワードやクレジットカード番号など大切な個人情報を入力させて不正に入手する『詐欺』の手口です。

  • 脆弱性

    「脆弱性(ぜいじゃくせい)」とは、コンピューターやネットワークで使われるシステムやプログラムに見つかったセキュリティ上の欠陥や弱点のことです。「脆弱性」を悪用することでセキュリティ対策をすり抜け、情報を盗んだり、ウイルスを送り込むことができます。

  • ドメイン

    インターネット上でのコンピューターやネットワークを識別するための名前、および体系のことを指す。基本はアルファベットや数字を使用するが、最近は日本語など独自の言語・文字で登録できるようになった。

  • SSL

    インターネットを始めとするTCP/IPネットワークにおいて、セキュリティを高めるため、データを暗号化して送受信する通信手順(プロトコル)のひとつ。データの送受信を行う始点と終点で通信を暗号化するため、中継装置などで成りすましたり、データを盗み見たりするのを防ぐことができる。決済情報や個人情報の送信など、幅広く使われている。現在ではTLSと名称を変えているが、昔の名残からSSLと言うことも多い。

  • サーチエンジン

    「検索エンジン」とも呼ばれ、インターネット上の情報を検索するプログラム。一般的には「Google」や「Y ahoo」などがそれに当たる。検索エンジンにおいて検索結果の上位化はWebマーケティング上、非常に重要 となり、対策を講じている企業も多い。それを「SEO対策」と呼ぶ。

  • クロスセル

    商品購入時に、関連商品も合わせて購入を促進する方法。例えばECサイトで商品を購入した場合、「この商 品を購入された方はこちらもご購入されています」などといった表示をご覧になった方もいらっしゃるので はないでしょうか?それがクロスセルの手法です。

  • スパム

    スパム(spam)とは、大量・無差別に送られる迷惑メールのこと。メールサーバやパソコン・スマホでフィ ルタリングし、処理する仕組みができているものの後を絶たない。例えば、「見覚えのない架空請求」「ク レジット番号を聞き出す」「不要な広告」などはスパムメールの一例です。

  • メールDM

    Eメールによるダイレクトメール(=個人や企業向けに商品・サービスの案内を送付する販促手段)のこと。 メールDMは一時期、FAX DMに代わりよく利用されてきましたが、受け取り側が「迷惑メール設定」をして いると、メージが届かず、情報伝達において効果があまり発揮されない状況にあります。

ビジネス関連

  • API

    APIとは、アプリケーションプログラミングインターフェース(Application Programming Interface )を省略したものになります。あるコンピュータプログラム(ソフトウェア)の機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用するための手順やデータ形式などの事です。
    近年ではネットワークを通じて外部から呼び出すことができるAPIを定めたソフトウェアも増えており、遠隔地にあるコンピュータの提供する機能やデータを取り込んで利用するソフトウェアを開発することができ、web APIが主流となっています。

  • 0ABJ番号

    0ABJ番号とは、一般の加入固定電話に割り当てられる電話番号の割当形式のことです。

    一般の加入固定電話は、0で始まり9桁の数字が続く「03-XXXX-XXXX」の様な市外局番、市内局番の付いた番号が割り当てられます。この9桁の数字を「A」から順にアルファベットに置き換えると「0ABCDEFGHJ」となりますので、途中の中間部分を省略して「0AB~J番号」と表します。

    また、アルファベットの「I」は、数字の「1」と紛らわしいので使用されていません。oABJ番号の他には、警察や消防など特殊サービスで使われます1で始まり2桁の数字が続く「1XY」形式、国際電話や携帯電話など、別の電話網に接続する形式は「0A0」と呼ばれております。

  • テレワーク

    仕事を企業内で行うのではなく、通信ネットワークを利用してそれ以外の場所で働く労働形態。主に自宅が多い。従業員にとっては通勤する必要がなくなり、電車のラッシュ交通渋滞に巻き込まれなくなる上、企業はオフィスが必要なくなるため、双方にとってコスト削減につながることが期待されている。

  • データセンター

    顧客の持つサーバーを預かる施設のこと。サーバーの保守・運用サービスや、インターネットへの接続回線などを提供する。自社で持っているサーバーを顧客に貸し出すサービスを行う「ホスティング」を手がける業者もこれにあたる。いかなる時もデータを守り、サービスを提供できるよう、施設や回線などには高度な設備やセキュリティが用意されている。

  • SOHO

    会社と自宅、あるいは会社と小さな事務所をコンピューターネットワークで結ぶことで、仕事場と同じ内容の業務をこなすことができるようにしたもの。転じて、コンピューターネットワークを使った事業を自宅、あるいは小さな事業所でスタートさせることを意味する。出勤などをする必要がなく、自分の時間に合わせて業務を行えるうえ、出勤などの必要がないのが利点だが、業務管理、コミュニケーション面での問題が発生することもある。

  • SMS(ショートメッセージサービス)

    携帯電話同士で短い文字数ながら、メッセージを送受信できるサービスの総称。相手の電話番号が分かっていれば、キャリアに関係なく、日本語や全角文字であれば数十文字、半角ならばその倍の文字数が送受信できる。
    (valueSMSはこちら)

  • インフラ

    正式にはインフラストラクチャー。一般的には生活に必要な道路や鉄道、電気、ガス、通信などを指します。 これを「社会インフラ」と言います。IT関連では、コンピュータやサーバなどの関連機材、通信回線、ネット ワークなどを総称して「ITインフラ」と言います。

  • コンサルティング

    企業や団体における問題解決に向けた解決案を提案・助言などを行い、発展の手助けを行う業務を指します。 「コンサル」「コンサルタント」とも言われ、特に経営、業務改善、人材育成などの分野において数多くの コンサルタントが存在しています。

  • コストパフォーマンス

    企業が支払うコストに対し、それに見合った効果・成果を指す。費用対効果とも呼ばれ、最近では「コスパ」 という略語も誕生している。安価な費用で高い能力を発揮する場合は「コスパが高い」、逆の場合は「コスバ が悪い」などと言われます。

マーケティング関連

  • アウトソーシング

    日本語では、「外部委託」と訳される。通常、社内で行う業務を外注先に発注することで、業務効率・品質向上・ 企業競争力向上などを図る目的がある。ただし、闇雲に外部委託するとコストの肥大化、業務のノウハウが社内に 残らない、機密情報がどこまで守られるかなどの課題もあるため、委託する業務の見極めも必要となっている。

  • メルマガ

    メールマガジンの略。運営者から読者に定期的に送信するメールのことです。メリットは「より個人に届きやす い」点です。インターネットが一般的に普及しだした頃から行われている販促手法です。内容としては、商品告 知、コラム、キャンペーン情報等を掲載し、URLを載せることで、ホームページへの誘導も容易できます。

  • ターゲット

    日本語で言えば「的」。例えばある商品を販売するに辺り、購入する層を想定します。それが「ターゲット」 です。FAX DMの場合、送信料が安価に済むからと闇雲にFAXを送信しても効果が生まれにくいので、企業リ ストなどを使用して、事前にターゲットを絞って送信します。

  • レスポンス

    「反応」や「返事」という意味で、マーケティング用語としては、「ダイレクトレスポンス」という言葉が 使われます。例えば通販番組。商品を紹介するだけではなく、電話番号を伝え、視聴者にアクションを起こ させる仕組みになっています。

  • AIDMA(アイドマ)

    Attention(注意)、Interest(関心)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)の頭文字を取ったもの。 人が消費行動を起こす際のプロセスで、マーケティングの基本と言われています。ただし、最近ではWebが消費行 動のきっかけにもなるため、AIDMAだけではなく、さまざまな概念も生まれています。

FAXDM関連

  • インターネットFAX

    ネット回線を使ったFAX送受信サービス。紙を使わないため、コスト・時間を削減可能。

  • FAXサーバー

    インターネット経由でFAXを送受信するためのサーバー。大量配信にも対応。

  • オプトアウト

    受信拒否の意思表示。リストからの除外が必要。

  • コンプライアンス

    FAXDMは法律(特定商取引法など)に抵触する場合もあるため、法令遵守が重要。

  • 到達率

    実際にFAXが正常に届いた割合。番号の正確性やFAX機の稼働状況に影響される。

  • 反響分析

    レスポンス内容や問い合わせ内容を分析し、次回FAXDMに活かす作業。

  • ABテスト

    原稿や送信時間などを変えて比較し、最も効果の高い方法を検証する手法。

  • レスポンス率

    FAXDMを受け取った企業からの反応(問い合わせ・申込みなど)の割合。施策の成果指標。

  • FAXDM代行業者

    原稿作成からリスト手配、配信までを代行してくれる業者。専門知識がなくても利用可能。

  • リストクリーニング

    不達番号や無効なFAX番号をリストから削除・更新する作業。送信効率の向上に不可欠。

  • 配信予約

    指定した日時にFAXDMを自動的に送信する機能。業者やシステムにより可能。

  • 一斉送信

    多数のFAX番号に対して同時にFAXを送信すること。専用システムを利用する。

  • 原稿(FAX原稿)

    実際にFAXで送信される広告・案内文書。1枚にまとめられることが多く、白黒A4サイズが一般的。

  • FAX番号リスト

    企業や団体のFAX番号をまとめたデータベース。自社で保有するか、業者から購入・レンタルする。

  • ターゲティング

    送信リストを業種・地域・規模などの条件で絞り込み、効率的なFAXDMを行う手法。

  • 送信リスト

    FAXDMを送る相手先のリスト。企業名、FAX番号、業種などを含む。ターゲティングに重要。

  • FAXDM(ファックスダイレクトメール)

    ファックスを通じて広告や案内文書を一斉送信するダイレクトメール手法。法人向けに多く使われる。

  • リストフィー

    FAX DMを送信する際に必要なのは、企業リストです。各FAX DM業者では、配信料を安く謳っている半面、「リス ト使用代金(=リストフィー)」を高く設定している場合もあります。リストフィーは意外な盲点なので、気をつ けて判断したいところです。ちなみに、Value FAXでは、約450万件もの企業数を誇る企業リストのリストフィーは 0円です。

  • 画質

    FAXの場合、印刷物とは異なり、文字が潰れてしまったり、写真が見えにくくなることが考えられます。そこ で、画質を上げればいいと考えがちです。FAXの画質は「ノーマル」「ファイン」「スーパー」「ウルトラ」 などの設定があります。しかし、配信料が高くついたり、通信に時間がかかり、受信側のトナーを大量に使用 するためクレームにつながることも考えられます。基本的には「ファイン」の画質で十分だと言われています。

  • クリーニング

    FAX DMは企業リストを元に配信されます。しかし、そのリストに掲載されている情報が最新のものでなけれ ば、FAXの到着率があまり良くありません。その掲載情報の更新のことを「クリーニング」と言います。クリ ーニング頻度の高いリストはその分、到着率もアップします。Value FAXでは、業界最多450万件の情報を毎 日クリーニングしています。

  • 差し込み

    大量に送信するFAX DMですが、例えば企業名などは同じにできません。そこで、送信リストと紐付けて、相手の企 業名を個別に印刷することが可能です。それを「差し込み印刷」といいます。自社名が印刷されているということ により、FAX DMを受け取った企業側が「うちの会社に来たFAX」という認識を持たれるので、内容の認知度も高ま ります。さらに企業名だけではなく、担当者名、あるいは代表者名を入れると、勝手に処分することはできず、そ の方にFAXが渡される可能性が大変高まります。

広告関連

  • アドネットワーク広告

    インターネット上の複数の広告媒体に対して、一括で広告コンテンツを配信する仕組み、およびその仕組みを利用してネット広告を配信するサービスのこと。広告媒体となるのは、一般的なWebサイトのほか、SNSやブログなどのソーシャルメディアも含まれる。出稿には入札方式が採用されていることが多く、これにより比較的小規模な広告主でも効率的に広告配信を行える。

  • コンバージョン

    インターネットの世界では最終的な「成果」を指します。例えば、インターネットサイトを経由した「資料請求」 「商品購入」「会員登録」などがそれに当たります。企業のWeb担当者であれば、「コンバーション率」が業務に おける数値的な指針・結果になっていると思います。

  • リスティング広告

    ネット広告の一種。検索上位に表示されるため、検索上位化のSEO対策よりも容易に検索上位に表示されます。 さらに表示をコントロールできるため、比較的、成果が見込めると言われています。

  • ネット広告

    ネット広告は近年、非常に伸びてきた広告媒体です。文字通りネットを介した広告のこと。少額から始めら れる、細かなターゲティングが可能、効果測定がしやすいなどのメリットがあり、広告費や出稿数の増大で 年々、マス広告を脅かす存在になってきています。

  • マス広告

    新聞、雑誌、テレビ、ラジオにおける広告を指します。マス(Mass)=大衆向けの広告という意味で、世間一般に 認知を深める広告のことです。その分、コストもかかります。一方、FAX DMは、コストが安く抑えられるため、 継続的に配信できる上に、広く情報を発信できるため、上記のようなマス広告に代わって情報を発信できる媒体と して、利用されている企業も増えています。

パソコン関連

  • パソコン

    「パソコン」とは「パーソナルコンピューター(Personal Computer)」の略称です。個人で利用でき、様々なソフトウエア(アプリ)を導入して、文字、画像、音声、動画といった情報を収集、視聴、作成、加工、送受信して活用できる情報処理マシン(コンピューター)です。

  • CPU

    「CPU(シーピーユー)」とは「Central Processing Unit」の略語であり「中央演算装置」とも訳されている電子部品(集積回路)です。プログラムに従って計算やデータ処理をおこなうため、パソコンでも主要部品として「頭脳」の役目を果たしています。

  • メモリー

    「メモリー」とは、記録したデータを呼び出せる電子部品のことですが、パソコンではデータを一時的に記憶させて CPU と高速にやりとりする「メインメモリー」を指します。「メインメモリー」は電源を切ると記憶内容が消えるので長期保存にはハードディスクなどが必要です。

  • マウス

    「マウス」とは、手のひらで包むように持って前後左右に動かすことで、その動きに連動した画面上のポインター(おもに矢印の形状)で希望の位置を指すことができる装置です。さらに装置上のボタンを押したり離したりすることで指した位置での選択や起動といった操作ができます。

  • キーボード

    「キーボード」とは、盤上に規則的に並べられたボタン(キー)を押すことで文字を入力する装置です。文字以外にも操作を指示するキーや組み合わせで使うキーなどがあり、基本は同じ構成ですが、メーカーや機種によってキーの数や種類、配置が違う場合もあります。

  • サイト

    「サイト」とは、インターネット上で共通のアドレスを持ったひとまとまりのウェブページやウェブサービスのことで「ウェブサイト」とも呼ばれます。目的により「ポータルサイト」「ニュースサイト」「検索サイト」「比較サイト」などに分類されることもあります。

  • クリック

    「クリック(Click)」とは、パソコンではマウスなどのボタンを指で押してすぐ離す操作のことです。「押して」から「離す」という2つの連続動作がポイントです。画面上でマウスで決めた位置を確定したり、その場所にあるものを選択したりするのに使います。

  • ドラッグ

    「ドラッグ(Drag)」とは、マウスの左ボタンを指で押したままマウスを動かす操作方法です。画面上で何かを選択して移動させたいときや希望する範囲を選択したいときに使用します。

  • ポインター

    「ポインター(Pointer)」とは、マウスなどと連動して画面上の位置や対象物を指し示す目印となる小さな画像のことです。通常は矢印の形をしていますが、指し示した場所や対象物、状況によって手や砂時計、十字やI字など、様々な形状に変化します。

  • ドライブ

    「ドライブ」とは、パソコンにつないでデータの読み出しや書き込みができる装置のことです。ハードディスク(HDD)や SSD、光学ドライブや USBメモリーなど様々な種類があり、パソコンに接続すると「Cドライブ」「Dドライブ」といった名前で区別されます。

  • ハードディスク

    「ハードディスク」とは、表面に磁性体(磁力でデータを記録できる薄い膜)を塗った円盤(ディスク)のことです。ディスクを高速回転させ、磁力でデータを読み書きできる部品(磁気ヘッド)を動かす装置全体を「HDD(Hard Disk Drive:ハードディスクドライブ)」と呼びます。

  • SSD

    「SSD(エスエスディー)」とは、半導体素子(フラッシュメモリー)でデータを読み書きできる記憶装置のことです。動作部分がないため高速で読み書きでき、消費電力も少なく軽量化もでき、動作音もなく静か。量産で値段も下がって「HDD」からの置き換えが進んでいます。

  • USBメモリー

    「USBメモリー」とは、パソコンなどの USB 端子に直に挿して使う小型の記憶装置です。「フラッシュメモリー」を搭載した回路基板と USB コネクターが一体化した構造で軽量小型のため、ファイルの受け渡し、持ち運び、バックアップなどに幅広く使われています。

  • ハードウェア

    「ハードウェア(Hardware)」とは、パソコン本体や周辺機器など物理的に存在する機械や装置を指します。短く「ハード」ともいいます。「かたい(hard)」必要はなく、手に触れられるもの、目に見えるものであれば素材に関わらず「ハードウエア」です。

  • ソフトウェア

    「ソフトウェア(Software)」とは、パソコンや電子機器を動かしたり、活用するためのプログラムや関連ファイルのことです。短く「ソフト」ともいいます。物理的な機械を総称する「ハードウエア」との対比として「ソフト」という言葉が使われています。

  • アプリケーション

    「アプリケーション(Application)」とは、特定の目的を実現するために使うソフトウエア(アプリケーションソフト)のことで「応用ソフト」と呼ぶこともあります。スマートフォン用の OS で使われる「アプリケーション」は「アプリ」という呼び名で普及しています。

  • アップデート

    ソフトフェアやシステムで行われる小規模な更新や修正のこと。ウイルスやシステム攻撃への対応なども含まれる。大規模な修繕を必要とする更新や作業に関してはアップグレード(Upgarade)と呼ばれ、アップデート(Update)と区別される。

  • IPアドレス

    コンピューターや通信機器ごとに割り当てられた識別番号で、インターネット、イントラネットなどのネットワークに接続された際に付与される。この数値は重複が起こらないよう、各国のネットワークインフォメーションセンター(NIC)で管理されている。現在多く使われているIPv4では、IPアドレスの枯渇が問題視されている。そのため、多数のIPアドレスを確保できるIPv6が推進されているが、普及するには至っていない。

  • JPEG

    JPEGとはこの方式をつくった組織「Joint Photographic Experts Group」の略称。静止画像のデジタルデータの圧縮方式のひとつです。圧縮率はおおむね元画像の1/10から1/100程度。写真などの圧縮には効果的である。また、JPEG画像をつなぎ合わせてつくった動画はMotion-JPEGと呼ばれる。

  • アイコン

    コンピューターやスマートフォンの操作画面で、処理の内容、対象を分かりやすく小さな絵や記号で表現したボタン。これにより、ユーザーは指示を出すのにわざわざ文字で命令を入力する必要がなくなり、操作を直感的にできるようになった。現在ではアイコンのおかげで、マウス操作やタップなどのシンプルな操作で機器を操ることができる。

  • アーカイブ

    長期的に保存したいデータを、専属で設けられた保存領域や記憶装置に移動させること。またはそのデータ自体。データは圧縮して保存しておくことも多いため、その圧縮ファイル自体を呼ぶ場合もある。単語自体は、保存記録、公文書あるいは記録保管所といった意味を持つ。

  • OS

    パソコンやスマートフォンなど、機器の基本的な機能や制御、多くの応用ソフトウェアが使う機能などを装備しているシステム全体を司るソフトウェア。マウスやキーボードなどの入出力装置やメインメモリ、外部装置やネットワークといった機器やシステムとデータ通信をし続けるのが主な役割。パソコンの電源が入ると最初に起動、電源が落ちるまでの間ずっと動作し、機器を制御している。OSは「Operating System」の略。

  • PDF

    Portable Document Formatの略。特定のソフト環境に左右されず、ほぼ同じ文章や画像を見ることができる。FAXD Mの原稿では、原稿崩れの少ないPDFの利用を推奨しております。

  • PowerPoint

    Microsoft®社のプレゼンテーション用ソフト。文字や写真、イラスト、グラス、さらにアニメーションや映像、音楽なども機能として付加できる為、効果的なプレゼンテーションに役立っています。

  • Excel

    Microsoft®社の表計算ソフト。数字を打ち込み、計算式を追加することで自動的に計算ができたり、グラフ作 成、さらにはデータベースなど幅広い機能が装備されたりしています。

  • Word

    Microsoft®社のワープロソフト。文書作成のみならず、ポスターやパンフレットなども作成できます。

システム関連

  • SI(システムインテグレーター)

    顧客に対してソフトウェアやハードウェア、ネットワークを組み合わせてソリューションを提供することを、システムインテグレーション(System Integration)と言う。システムインテグレーター(System Integrator)は、このシステムインテグレーションをサービスとして提供する企業。具体的には、情報化のコンサルテーションやコンピュータプログラムの作成、計算処理の受託や情報提供、ユーザーの情報システムを管理運営するアウトソーシングなどのサービスを提供する。

  • PHP(ピーエイチピー)

    動的にWebページを作るためのスクリプト言語。HTMLに埋め込むことができ、Web開発で頻繁に用いられる。お問い合わせフォーム、検索機能、ログイン機能などを実装できるほか、ECサイトやSNSを作ることができる。
    使用頻度の高いスクリプト言語にJavaScriptがあるが、二つの大きな違いは「そのコードがどこで処理されるか」にある。JavaScriptは、ブラウザ側(Webページを閲覧しているブラウザ)がコードを受け取り、そこで処理が行われる。一方のPHPは、サーバー側で処理される。

  • SES事業

    SES(システムエンジニアリングサービス)とは、ソフトウェアやシステムの開発・保守・運用における委託契約の一種であり、特定の業務に対して技術者の労働を提供する契約である。SES契約では、システムエンジニアの能力を契約の対象とし、客先のオフィスにエンジニアを派遣して(常駐)、技術的なサービスを提供する。

  • MR(ミックスト・リアリティ)

    MR(mixed reality)とは、コンピュータによって作り出された仮想現実と現実を融合させる技術。複合現実と訳される。VRやARとの違いは現実と仮想空間が融合している点であり、仮想現実の物体があたかも現実に存在するように手に取ったり、操作することができる。

  • JavaScript(ジャバスクリプト)

    オブジェクト指向のスクリプト言語のひとつで、ブラウザ上で動的な動作を可能にする。HTML内に埋め込むことで、Webページに様々な機能を加えることができるため、HTMLCSSでは表現できない、ユーザーの動きに応じたものを作ることができる。(マウスの動きに合わせてデザインが変化するなど、複雑なWebページの作成を可能にする。)名前は似ているが、Javaとは全く別物の言語である。

  • Java、JAVA(ジャバ)

    Sun Microsystems社が開発したオブジェクト指向のプログラミング言語。C言語やC++から多くの構文を引き継ぎ、Java仮想マシンの提供によって複数のプラットフォーム間での移植性が高い。企業のサーバからPDA、スマートフォンなどの携帯機器、組み込み系まで、多くの分野で活用されている。

  • ロールバック

    ロールバックとは、システム障害やデータの喪失、破損などが起きた際に、処理した結果を取り消しながら、障害前の状態にまで戻ることを意味します。ロールバックは、特にデータベースシステムのトランザクション処理でよく用いられる概念です。障害発生時に処理途中のトランザクションをすべて取り消し、最初の時点に戻して復旧を試みます。

  • AR(オーグメンテッド・リアリティ)

    AR(augmented reality)とは、コンピュータによって作り出されたデジタル情報を現実に重ね合わせる技術。拡張現実と訳される。家具やインテリアの配置イメージを確認するサービスや、現実の世界に道案内を表示するナビアプリなど、様々な業界で活用が進んでいる。

  • コードレビュー

    コードレビューは、システム開発における活動の一つで、コードを記述した本人以外のエンジニアが、記述者が書いたコードを評価する工程です。

    新人や若手エンジニアの育成観点で実施されることもありますが、ナレッジ共有やお互いのスキルアップのために、開発組織全体でコードレビューを重要視する企業も多くあります。

  • フロントエンド

    フロントエンドとは、Webサイトなどでユーザーが直接目にする部分のことを指します。デザイン的な要素だけでなく、ユーザーがクリックしたりテキストを入力したりする部分などもフロントエンドです。これを担うエンジニアをフロントエンドエンジニアと呼び、HTMLやCSS、JavaScriptなどの技術を用います。

  • ブロックチェーン

    ブロックチェーンはビットコイン開発の過程で生まれ、ビットコインの取引を記録する分散型台帳を実現するための技術。ビットコイン以外も多くの仮想通貨はブロックチェーンを技術基盤としているが、ブロックチェーンを使わないDAGDirected Acyclic Graph)型仮想通貨など例外も存在する。

  • フレームワーク

    フレームワークとは一般的に、ロジックツリーや3C分析など、物事の考え方や思考法をパターン化したものを表します。しかしエンジニアが用いる「フレームワーク」はそうではなく、システム開発をする上で必要な機能がまとまったもの(骨組み)です。

  • オンプレ

    オンプレとは、「オンプレミス」の略称です。「構内で」という意味を持っており、サーバーやデータベースなどの情報システムを自社で全て管理・運用することを指します。そのため第三者が介入しにくくセキュリティーの安全性に優れていることが特徴です。

  • クラウドコンピューティング

    クラウドコンピューティング(Cloud Computing)とは、ネットワーク上にあるサーバのサービスを活用できるというコンピューティング形態を指す。クラウドは「雲」であり、IT業界でネットワークを図示するのに、雲状の絵を使うことが多いことからこう呼ばれている。クラウドコンピューティングで提供されるのは、個人利用するオフィスソフトやメールソフト、オンラインストレージなどから、企業の業務システム、データベースまで多岐にわたる。

  • CSS(シーエスエス)

    HTMLと組み合わせて使用する言語で、Webページのスタイルを指定するために用いられる。スクリーンに表示される色・サイズ・レイアウトなどの表示スタイルや、プリンタなどの機器で印刷・出力される際の出力スタイルを指定する。

  • ロールバック

    ロールバックとは、システム障害やデータの喪失、破損などが起きた際に、処理した結果を取り消しながら、障害前の状態にまで戻ることを意味します。ロールバックは、特にデータベースシステムのトランザクション処理でよく用いられる概念です。障害発生時に処理途中のトランザクションをすべて取り消し、最初の時点に戻して復旧を試みます。

  • ローコード/ノーコード

    ローコード/ノーコードとは、従来のプログラミングに比べてコードの記述量を大幅に削減し、GUI操作やビジュアルフローによってアプリケーションを構築可能とする開発手法である。いずれも開発効率の向上を目的とし、業務部門や非エンジニアでも扱えるツールとして注目されている。

    ローコードとは、最小限のプログラミングでアプリケーションを構築できる開発手法であり、GUIベースの操作を主体としつつも、必要に応じてコードを追加してカスタマイズや複雑な処理に対応できる点が特徴である。

    一方、ノーコードはコードの記述を一切必要とせず、UIベースの操作のみでアプリケーションを構築可能とする手法である。主に非エンジニアでも扱いやすい設計となっており、業務アプリや社内ツールの迅速な構築に適している。

    ローコード/ノーコードは、迅速なアプリ提供を可能にする一方で、パフォーマンス制限・コード拡張の難しさ・独自仕様への依存といった課題もあり、利用範囲やシステム規模に応じた適切な導入判断が求められる。

  • Apache(アパッチ)

    Apache(Apache HTTP Server)とは、Webサーバーを構築するためにインストールされるWebサーバーアプリケーション。Unix(ユニックス)やWindowsなどの近代的なOSのWebサーバーとして利用されている。オープンソースのフリーソフトウェアで、商用でも無料で利用可能。高性能なため非常に人気があり、世界で最も広く利用されているWebサーバーアプリケーションである。

  • メタバース(Metaverse)

    メタバースとは、インターネット上に構築された持続的かつ共有可能な三次元仮想空間を指し、ユーザーがアバターを通じて他者と交流したり、経済活動・労働・娯楽などを行える環境である。

    本質的には「空間」「継続性」「同時接続」「経済圏」「ユーザー生成コンテンツ」などの要素を備え、SNSやオンラインゲームとは異なる空間的な存在基盤を持つデジタル世界とされる。メタバースはVR(仮想現実)やAR(拡張現実)、MR(複合現実)といったxR技術と密接に関係し、それらを用いることで没入的な体験を可能にするが、メタバース自体は空間そのものを指す概念である。

    近年のメタバースは、Web3やブロックチェーン技術との融合により「ユーザーが所有し、参加し、構築する空間」として進化しつつある。

  • プロンプトエンジニアリング(Prompt Engineering)

    プロンプトエンジニアリングとは、生成系AIに対して適切な入力(プロンプト)を設計・調整することで、望ましい出力を得るための技術的手法ある。自然言語で構成されたプロンプトがAIの出力を大きく左右するため、構文、前提条件、文脈、制約などを精緻に設計するスキルが求められる。

    特に大規模言語モデル(LLM)や画像生成AIなどでは、単純な指示では曖昧さや冗長さが出やすく、出力の品質や再現性を高めるには高度な設計力が必要とされる。

    プロンプトエンジニアリングは、「AIと人間のインターフェースを設計する仕事」としての側面を持ち、UI/UX、言語設計、ドメイン知識、反復検証を含む総合的なスキル領域と位置づけられている。また、AI自体にプロンプトの生成や改善を依頼するメタ・プロンプトエンジニアリングも実践されており、人とAIの協調的な設計活動として発展を続けている。

  • マルウェア

    マルウェアとは、「malicious software(悪意あるソフトウェア)」の略称であり、コンピューターシステムやユーザーに対して被害を与えることを目的としたプログラムの総称である。感染すると、情報の漏えい、端末の乗っ取り、金銭の要求など、さまざまな被害が発生する。

    近年では、従来型の検知を回避するファイルレスマルウェアや、ゼロデイ攻撃と組み合わせた高度なAPT(Advanced Persistent Threat)も増加しており、振る舞い検知やEDR(Endpoint Detection and Response)などの高度なセキュリティ対策が求められる。

  • ブロックチェーン(Blockchain)

    ブロックチェーンとは、取引データを一定単位のブロックとして記録し、それらを時系列で鎖状に連結する分散型台帳技術である。各ブロックには直前のブロックのハッシュ値が含まれており、一部の改ざんが全体の不整合につながる構造であるため、耐改ざん性に優れる。

    従来の中央集権型のデータベースと異なり、ノード間で同一の台帳データを分散共有し、コンセンサスアルゴリズム(例:PoW、PoSなど)を通じて正当性を担保する仕組みである。

    スマートコントラクトを活用することで、契約条件に応じた自動実行や条件付きトランザクション処理も可能となり、ブロックチェーンは単なる記録技術にとどまらず、分散アプリケーション(DApps)の基盤としても活用されている。

  • フロントエンド

    フロントエンドとは、WebシステムやWebアプリケーションにおいて、ユーザーが直接操作するインターフェース層のことを指す。ブラウザ上で動作し、ユーザーの入力・操作に応じて画面を動的に変化させたり、バックエンドと通信してデータを取得・表示する役割を担う。

    対義となるバックエンドは、サーバー側の処理やデータベース管理など、ユーザーの目に触れないアプリケーションの基盤を指す。

  • フィンテック(Fintech)

    フィンテックとは、金融(Finance)と技術(Technology)を融合し、金融サービスの利便性・効率性・安全性を高める技術分野である。スマートフォンやクラウド、AI、ブロックチェーンなどを活用し、従来の銀行・証券・保険業務に変革をもたらしている。

    その他、個人間送金、資産運用アプリ、暗号資産取引、与信スコアリングなども含まれ、API連携による「オープンバンキング」の進展とともに普及が加速している。

  • ファイアウォール(Firewall)

    ファイアウォールとは、内部ネットワークと外部ネットワークの間で通信を監視・制御し、不正アクセスを防止するセキュリティシステムである。主にIPアドレス、ポート番号、アプリケーション単位での通信制御が可能。

    ファイアウォールの典型的な活用としては、特定のIPアドレスのブロック、使用ポートの制限、アプリケーションごとの通信許可の設定などがある。WAF(Web Application Firewall)と組み合わせることで、Webアプリケーション層の保護も可能となる。

  • バックエンド(Back-end)

    バックエンドとは、アプリケーションの背後で動作し、ユーザーから直接は見えない処理やシステム構造を指す領域である。データベース、認証処理、API、サーバーロジックなどが該当し、フロントエンドと連携してアプリケーション全体の機能を支える。

    バックエンド開発では、スケーラビリティ、セキュリティ、データ整合性の担保が求められる。近年はAPIファーストな設計思想により、RESTやGraphQLによる外部接続性も重視されている。

  • ナレッジマネジメント

    ナレッジマネジメントとは、組織内に蓄積された個人の知識・ノウハウ・経験を形式知として共有・活用し、業務効率や組織力を高める手法・戦略の総称。明文化されていない暗黙知を抽出し、属人化の解消、ナレッジの再利用、イノベーション創出につなげることを目的とする。

    代表的な実装ツールには、Confluence、Notion、esa、Qiita Team などがある。これらはいずれも、情報の構造化や検索性、共同編集といった機能を備えており、ナレッジ共有の基盤として広く利用されている。

    特に技術チームにおいては、運用ノウハウのドキュメント化、障害対応の履歴共有、FAQの自動化などに活用されることが多く、業務の再現性を高め、チーム全体のパフォーマンス向上につながる手段として定着している。

  • バグ(Bug)

    バグとは、ソフトウェアやシステム内に存在する欠陥、不整合、誤動作の原因となる不具合を指す。期待された挙動を阻害し、クラッシュやデータ破損、UIの不整合などを引き起こす。

    発生要因は多岐にわたり、ロジックミス、設計上の誤解、仕様との齟齬、外部ライブラリの不具合などが典型である。バグの発見と修正を効率的に行うためには、段階的かつ網羅的なソフトウェアテストの実施が不可欠である。

  • ディスインフォメーション(Disinformation)

    ディスインフォメーションとは、虚偽または誤解を招く情報を意図的に作成・拡散し、特定の目的で世論や個人の判断に影響を与える情報操作の手法。フェイクニュース、AI生成コンテンツ、改変画像・映像などを用いることが多く、SNSや動画プラットフォームを通じて急速に拡散される傾向がある。

  • デジタル免疫システム(Digital Immune System)

    デジタル免疫システムとは、ソフトウェアやシステム全体のレジリエンス(回復力)を高め、障害・脅威・脆弱性に自律的に対応する仕組み。従来のセキュリティや監視に加え、AI・自動化・テスト・観測性の各要素を組み合わせて、自己修復的なシステム設計を実現する考え方。

    Gartnerが2022年の注目キーワードに挙げて以降「セキュリティ+信頼性+運用性」を統合的に扱うフレームワークとして注目されている。

  • ディープラーニング

    ディープラーニングとは、ニューラルネットワーク(人工の神経回路)を多層化(深層化)することで、特徴抽出から最終的な判断までを自動で学習するAIの技術領域。従来の機械学習は人が特徴量を設計する必要があったが、ディープラーニングは自動で抽出し、複雑なパターンを識別できる

  • デジタルツイン(Digital Twin)

    デジタルツインとは、現実世界のモノ・プロセス・システムを、リアルタイムデータを用いて仮想空間上に忠実に再現し、状態の可視化・予測・最適化を可能にする技術概念。センサーやIoTで収集した情報を基に、シミュレーション・モニタリング・意思決定支援を行う。

  • デバッグ(Debug)

    デバッグとは、ソフトウェア開発において、バグ(不具合)を検出し、修正する一連の工程。ビルドエラーや実行時エラー、意図と異なる処理などを見つけて修正する作業であり、再現性の確認や原因の特定、影響範囲の検証まで含まれる。

    代表的なものとしてまず挙げられるのがロジックエラーです。これは、条件分岐やループ処理などの制御構造に誤りがあり、意図した動作が実行されないケースを指します。次に、UI(ユーザーインターフェース)や描画に関するバグがあります。画面の表示が崩れたり、画像やスタイルが正しく適用されなかったりといった問題で、特にWebやアプリケーションのフロントエンドでよく見られます。

    さらに、ランタイムエラーも一般的です。これは実行中に発生する不具合で、Null参照やゼロ除算などによりプログラムがクラッシュするようなケースが含まれます。

  • データマイニング(Data Mining)

    データマイニングとは、大量のデータセットから隠れた法則性や関連性を自動的に抽出する分析手法。単なる集計ではなく、予測・分類・パターン抽出を通じて、有用な知識を導出することを目的とする。

  • データベース(Database)

    データベースとは、構造化・非構造化問わず、一定のルールで整理・格納され、効率的に検索・更新できる情報の集合体。アプリケーション・業務システムの中核となるデータ永続化手段。

  • データクリーンルーム(Data Clean Room)

    データクリーンルームとは、企業間で機密データを安全に統合・分析できる仮想環境である。個人情報を含むデータをプライバシーに配慮して扱うために、匿名化・集計処理がされた状態でしかアクセスできず、外部への持ち出しが制限されている。

    広告やマーケティング領域で特に注目されており、小売と金融、メディアとプラットフォームなど、異なる業界のデータ連携にも活用が進んでいる。

  • ソースコード(Source Code)

    ソースコードとは人間が読める形式で記述された、プログラムの動作を記述するテキストファイル。プログラミング言語(例:Python、Java、C++)で書かれ、ビルド・解釈を通じて実行可能なソフトウェアとなる。

    ソースコードには、設計思想・処理ロジック・仕様の実装内容など、アプリケーションのすべてが記述されており、可読性や保守性、コメントの質がコード全体の品質を左右します。また、コード内にセキュリティホールやハードコードされた情報が含まれている場合、脆弱性や情報漏えいのリスクにも直結するため、管理・レビュー体制が重要です。

    ソースコードは継続的に更新・修正されるため、履歴の管理や差分の確認、共同編集、リリース時の安定性確保には、バージョン管理システムの利用が不可欠です。特にGitは、分散型バージョン管理の代表格として、開発現場で標準的に採用されています。

  • ゼロトラスト

    ゼロトラストとは、ネットワークの内部・外部すべての通信を信用せず、常に検証するセキュリティモデル。従来のセキュリティは、ネットワークの内部は安全とされていたが、ゼロトラストではすべてに対して対策が講じられる。

    ゼロトラストセキュリティモデルを導入することで、脅威を防ぐだけでなく、不審なアクセスの原因特定も容易になる。

  • 生成AI

    生成AIとは、学習済みデータを元にテキスト・画像・音声・動画などの新しいコンテンツを自動生成するAI技術。深層学習モデル(主にTransformerアーキテクチャ)をベースにしており、生成内容の多様性と自然さが特徴。

    生成AIは学習データに基づいてコンテンツを出力しますが、実際には存在しない情報や事実と異なる内容(ハルシネーション)を自然な文体で生成することがあります。業務利用時は、必ず人間によるファクトチェックが必要です。

    また、学習データに含まれる既存作品やコードを参考に生成されるため、生成物が著作権的に類似したり、再利用に制限がある場合があります。商用利用や公開前にはライセンスや使用条件の確認が重要です。

    さらに、入力データがクラウド上で処理されるケースが多いため、業務上の機密情報や個人情報を含む入力には注意が必要です。社内ポリシーで生成AI利用のガイドラインを設ける企業も増えています。

  • スーパーアプリ

    スーパーアプリとは、チャット、SNS、EC、決済、配車、チケット予約などの複数の機能やサービスを1つのアプリ上で統合的に提供するモバイルアプリケーション形態。モジュール化されたミニアプリ(Mini Program)を内部に持ち、プラットフォーム型のエコシステムを構築できるのが特徴。

  • 情報セキュリティリテラシー

    情報セキュリティリテラシーとは、ユーザーまたは組織がセキュリティリスクを理解・予防・対処するために必要な知識と行動スキル。高度な専門技術というよりも、日常業務における最低限のセキュリティ意識と実践能力を指す。

  • オントロジー(Ontology)

    オントロジーとは、ある分野における概念・語彙・関係性を体系化し、知識の構造として明示的に表現したものである。意味のあるデータ構造をつくることで、AIや機械学習が文脈を理解しやすくなる。

    ナレッジグラフや自然言語処理、推論エンジンなどにおいて、ドメイン知識を表現する手段として重要視されており、社内の用語統一やFAQ構築にも応用できる。

  • オブザーバビリティ(可観測性)

    オブザーバビリティはシステム内部の状態を、ログ・メトリクス・トレースといった外部出力から観測・推論する能力。単なる監視(Monitoring)を超え、障害の予兆検知、根本原因の特定、パフォーマンス分析を支える概念として注目されている。

  • エッジコンピューティング

    エッジコンピューティングとは、クラウドではなくデータの発生源(端末やIoTデバイス)の近くで処理を行う分散コンピューティングアーキテクチャ。リアルタイム性が求められる処理(映像解析、センサーデータ処理など)で、低遅延・帯域負荷軽減・セキュリティ向上が期待できる。

  • アルゴリズム

    アルゴリズムとは、課題解決のための手順や計算手法の集合体。入力 → 処理 → 出力という構造を持ち、正確性・効率性・汎用性が設計上の評価軸となる。プログラムやシステムの動作そのものを左右する基礎技術であり、データ構造と密接に結びつく。

  • アジャイル開発

    アジャイル開発は要求変更や仕様の不確実性に対応するための反復型・適応型のソフトウェア開発手法。計画→設計→実装→テスト→フィードバックを1〜4週間程度の短いサイクル(イテレーション)で回し、逐次的にユーザー価値を提供していく。

    代表的なフレームワークに Scrum(スプリント、プロダクトバックログ)、**XP(エクストリーム・プログラミング)**があり、CI/CD、TDD、ユーザーストーリーなどのプラクティスと連携する。

  • xR(Extended Reality)

    xRとは、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)を含む現実世界と仮想空間を融合する技術群の総称。センサー、空間マッピング、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)、リアルタイムレンダリング技術などを活用し、没入感・拡張知覚・遠隔作業支援などを実現する。

  • VDP(Vulnerability Disclosure Program)

    VDPとは、脆弱性を発見した第三者が、企業や組織に対して安全に報告できるようにする制度である。ホワイトハッカーやセキュリティ研究者との連携を通じて、未発見のセキュリティ上の問題に早期に対応できるメリットがある。

    Bug Bounty(報奨金制度)を導入する企業も増えており、サイバー攻撃の被害を未然に防ぐリスクマネジメントとして重要性が高まっている。

  • SQL(Structured Query Language)

    SQLとはリレーショナルデータベース(RDB)に対して、データの定義・操作・制御を行うための宣言型言語。DML(SELECT/INSERT/UPDATE/DELETE)、DDL(CREATE/ALTER/DROP)、DCL(GRANT/REVOKE)などの構文群に分類され、データの抽出・更新からスキーマ管理・アクセス制御までカバーする。

    ANSI標準SQLをベースにしつつ、PostgreSQL/MySQL/SQL Server/Oracleなど各RDBMSにより方言(拡張構文)が存在する。サブクエリ/JOIN/ウィンドウ関数/CTE/トランザクション制御など、業務ロジック実装の中心技術。

    SQLとはリレーショナルデータベース(RDB)に対して、データの定義・操作・制御を行うための宣言型言語。DML(SELECT/INSERT/UPDATE/DELETE)、DDL(CREATE/ALTER/DROP)、DCL(GRANT/REVOKE)などの構文群に分類され、データの抽出・更新からスキーマ管理・アクセス制御までカバーする。

    ANSI標準SQLをベースにしつつ、PostgreSQL/MySQL/SQL Server/Oracleなど各RDBMSにより方言(拡張構文)が存在する。サブクエリ/JOIN/ウィンドウ関数/CTE/トランザクション制御など、業務ロジック実装の中心技術。

  • RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)

    RPAとは定型的なPC業務をソフトウェアロボットに代行させる技術のこと。GUI操作を記録・再生する形式で、人間がアプリケーション上で行う処理(クリック、入力、コピー&ペーストなど)を模倣する。業務部門主導で導入できるノーコード型が多く、業務効率化やバックオフィスの自動化で広く普及。

    ただし、画面変更や例外処理に弱く、安定運用には例外検知やリトライ制御、管理ツールとの統合(Orchestrator)などの設計が必要。

  • RAG(Retrieval-Augmented Generation)

    RAGとは、生成AIに検索などで取得した外部情報を取り込み、回答の正確性を高める手法である。あらかじめ学習した知識のみに依存するのではなく、最新のデータやドメイン特有の情報を生成プロセスに組み込むことで、ハルシネーション(事実と異なる出力)を抑制できる。

    企業内ナレッジやWeb検索との連携によって、より信頼性の高い出力を得たいときに使われる。社内FAQ、契約書要約、法務支援など、実務への応用が急速に進んでいる。

  • PQC(Post-Quantum Cryptography/ポスト量子暗号)

    PQCは、量子コンピューターによる既存の公開鍵暗号(RSA, DSA, ECCなど)の破壊的な解読能力に備えた耐量子暗号技術群。量子アルゴリズム(Shorのアルゴリズム)に対し計算困難性を維持するよう設計されており、量子耐性を持つ数学的問題(格子、符号、同型写像など)をベースに構成される。

    NIST(米国標準技術研究所)が主導する標準化プロジェクトでは、以下のようなアルゴリズムが選定・採用されている。

    • CRYSTALS-Kyber:鍵交換/KEM向け(格子ベース)
    • CRYSTALS-Dilithium:デジタル署名向け(格子ベース)
    • SPHINCS+:ハッシュベース署名アルゴリズム(耐量子性が高い)

    従来のTLSやVPNなどのプロトコルと統合する動きも進んでおり、PQCの運用設計・鍵管理・パフォーマンス課題などが今後の実装上の論点。

  • Python

    Pythonは豊富な数値計算・統計・機械学習系ライブラリを持ち、前処理〜可視化〜モデル構築まで一貫して対応できるデータ分析言語として広く利用されている。記述の簡潔さ、コミュニティの成熟、Jupyter Notebookとの親和性が高く、RDB連携・API取得・ファイル操作など周辺作業も容易。

  • LLMOps(Large Language Model Operations)

    LLMOps(Large Language Model Operations) LLMOpsとは、大規模言語モデル(LLM)の開発・運用・監視に特化した運用手法です。従来のMLOps(機械学習の運用管理)と似た考え方ですが、LLM特有の課題に対応するため、プロンプト管理、モデルの出力監査、ハルシネーション対策、バージョン管理、ユーザー利用ログの可視化といった機能が求められます。

    企業内で社内GPTなどのLLMを活用するケースが増えるなかで、信頼性の高い応答を維持しながらセキュリティやプライバシーも担保する体制として注目されています。

  • IDE(統合開発環境)

    IDEとはコードエディタ、デバッガ、ビルドツール、ターミナル、バージョン管理などの開発に必要な機能を一元的に備えたソフトウェア開発環境。補完・構文チェック・リファクタ支援・GUIデバッガ・ユニットテスト実行などが統合されており、開発効率・保守性の向上に寄与する。

    多くのIDEはLSP(Language Server Protocol)や拡張機構に対応し、複数言語やフレームワークへの柔軟な対応が可能。CI/CDパイプラインやリモート開発環境との連携(Dev Container、GitHub Codespaces等)も進んでいる。

  • MaaS(Mobility as a Service)

    交通手段(鉄道、バス、シェアサイクル、タクシー、ライドシェアなど)を単一のアプリケーションやプラットフォーム上で統合・提供する概念/サービスモデル。検索・予約・決済・ルート最適化を一元化することで、ユーザー視点でシームレスな移動体験を実現する。

    IoTセンサーやGPSデータ、API連携、AIによる需要予測を組み合わせることで、リアルタイム交通情報、運行管理、動的価格設定などが可能となる。オープンデータ/GTFS(General Transit Feed Specification)や、モビリティAPIの活用が技術的基盤。

  • MIT Technology Review

    MIT(マサチューセッツ工科大学)が1899年に創刊した、最先端の科学技術・イノベーションを対象とするテクノロジージャーナル。AI、バイオ、クリーンエネルギー、量子コンピューティング、インターネット政策など、技術が社会や倫理に与える影響を含めて深掘りするスタイルが特徴。

    「世界を変える10の技術(10 Breakthrough Technologies)」など、研究者・投資家・経営者に影響力のある特集を定期的に発表している。英語版と日本語版があり、R&Dや新規事業企画のインスピレーション源として重宝される。

  • ICP(Industry Cloud Platform)

    ICPとは特定の業種(製造、医療、金融、流通など)に特化した業界別最適化クラウドプラットフォームのこと。従来の汎用クラウド(IaaS/PaaS)に対し、業界特有の業務プロセス、規制、データモデルに対応した機能やテンプレートを提供するのが特徴。

    AI/MLによる予測分析、IoT連携、業務ワークフローの自動化、業界向けAPI群などが事前に組み込まれており、カスタマイズなしでドメイン要件に沿ったシステム構築が可能。クラウド移行のコスト削減・スピード向上にも貢献する。

  • Green IT(グリーンIT)

    Green ITとは、ITシステムやサービスの運用において、環境負荷の低減を目指す取り組みである。代表的な例としては、データセンターの省エネ化、クラウド移行によるリソース最適化、未使用のジョブやサービスの削減などが挙げられる。

    環境規制が厳しくなる中で、企業のIT部門も脱炭素の視点で運用の見直しが求められている。グリーン調達、ライフサイクル管理などとあわせて検討されるケースが増えている。

  • GUI(Graphical User Interface)

    GUIマウスやタッチ操作などにより、視覚的な要素(ウィンドウ・ボタン・アイコン等)を通じてユーザーが直感的に操作できるインターフェース。CUIと異なり、画面上の情報構造や操作導線をグラフィックで表現することで、ユーザビリティとアクセシビリティを高める。

    GUI設計には、イベント駆動型アーキテクチャ、レイアウトマネージャ、レンダリングエンジン、アクセシビリティAPIなどが関係する。OSレベルのGUIに加え、WebアプリやモバイルアプリにおいてもUIフレームワーク(例:React, Flutter, Qtなど)が活用される。

  • GCP(Google Cloud Platform)

    GCPとはGoogleが提供するクラウドコンピューティングプラットフォームのこと。GmailやYouTubeなどGoogleの商用サービスと同じインフラをベースに構築されており、データ処理・分析・AI/ML領域に強みを持つ。Kubernetesの開発元であることから、GKE(Google Kubernetes Engine)をはじめとしたコンテナ運用・マイクロサービス対応にも優れている。

  • Git/GitHub

    Gitは分散型バージョン管理システム。コードやドキュメントの変更履歴を追跡・管理でき、複数人での開発においてブランチを使った並行作業や差分のマージが可能。CLI操作(git add, commit, push, mergeなど)が基本。

    GitHub はGitリポジトリのホスティングサービスであり、プルリクエストやIssue管理、ActionsによるCI/CD、権限管理など、開発コラボレーションを支援する機能を提供する。GitLabやBitbucketも同様の機能を持つが、オープンソース開発との親和性やエコシステムの豊富さでGitHubが広く使われている。

  • CUI(Character User Interface)

    CUIとはキーボードからコマンドを入力して操作する、文字ベースのユーザーインターフェースのこと。GUIと異なり、視覚的要素は持たず、操作はコマンドの構文に依存し、出力もすべてテキスト。習得には一定の知識を要するが、柔軟性・自動化・再現性に優れ、現在でも開発・運用現場で広く利用されている。

  • BYOD(Bring Your Own Device)

    BYODとは、従業員が自分のスマートフォンやPCなどの私物端末を使って業務を行う働き方を指す。テレワークやクラウド活用の広がりとともに導入が進み、柔軟な働き方を支える手段として注目されている。

    一方で、端末管理・情報漏えいリスク・マルウェア感染といったセキュリティ面での課題もあり、MDM(モバイルデバイス管理)やアクセス制御とセットでの導入が求められる。

  • Azure(アジュール)

    Azureとは、Microsoftが提供するクラウドコンピューティングサービスを指す。初期費用はかからず、使用した分Microsoftが提供するクラウドプラットフォーム(IaaS/PaaS/SaaS)。Windows ServerやActive Directory、Microsoft 365など、自社製品との親和性が高く、エンタープライズ環境での採用が多い。LinuxやOSSにも対応しており、ハイブリッドクラウド構成にも柔軟。業務システムの移行や認証基盤の整備といったユースケースでは、以下のような構成が典型的。

  • AWS(Amazon Web Services)

    AWSとは、Amazonが提供するクラウドコンピューティングサービス群である。2006年に商用提供が始まり、仮想サーバー(EC2)、オブジェクトストレージ(S3)、マネージドデータベース(RDS、DynamoDB)、サーバーレス実行環境(Lambda)など、多岐にわたるクラウドサービスを提供している。

    インフラのスケーラビリティや可用性、セキュリティ、世界各地のリージョン展開といった特長を持ち、スタートアップから大企業、行政機関に至るまで幅広く採用されている。IaC(Infrastructure as Code)の実践では、AWS CloudFormationやTerraformといったツールが活用され、インフラ構成の自動化と一元管理が可能である。

  • Anywhere Operations

    Anywhere Operationsとは従業員・顧客・業務プロセスが物理的な場所に依存せず機能するIT運用モデル。Gartnerが提唱した概念で、単なるリモートワークにとどまらず、ITインフラ・セキュリティ・運用管理を前提に「どこでも業務が完結する環境」を構築することが特徴。

    ゼロトラストネットワーク、クラウドベースのSaaS活用、VDI(仮想デスクトップ)、モバイルデバイス管理(MDM)などが構成要素となる。

  • AI TRiSM(AIのトラスト/リスク/セキュリティ・マネジメント)

    AI TRiSMは、AIシステムのトラスト(信頼性)・リスク・セキュリティを統合的に管理するための枠組みで、Gartnerが提唱する概念の一つ。AI活用が進む中で、出力の正確性やバイアス、説明責任(Explainability)、データのプライバシー、攻撃耐性(例:データポイズニングやモデル反転攻撃)などが新たな課題として浮上。

    単なるAIモデルの精度向上だけでなく、そのAIを「安心してビジネスに組み込める状態」に保つことが目的。

  • AGI(人工汎用知能)

    AGIとは人間のように汎用的な知的タスクをこなせるAI。特定領域に特化したNarrow AIとは異なり、未知の課題への適応、転移学習、推論、判断が可能とされる。メタラーニングやマルチモーダル処理、強化学習の高度化などが鍵となる。現在のLLMはAGIに近づきつつあるが、実現には至っていない。

  • AIエージェント

    AIエージェントとはLLMを中核とし、自然言語による指示から目的を解釈し、自律的に複数のタスクを実行するAIシステム。プランニング、外部ツール/APIの呼び出し、状態管理を組み合わせ、チャット応答にとどまらない実行型の処理が可能。AutoGPTやAgentGPT、LangChainのエージェント機能などが代表

  • AIガバナンス

    AIガバナンスとはAIの設計・開発・運用において、法令遵守・倫理・社会的責任を担保するための体制やプロセス全般。機械学習に特有のリスク(バイアス、説明不可能性、継続学習による変質、外部データの著作権・プライバシーなど)を見越し、適切なルール設計・モニタリング・説明責任の確保を行う。

    社内ポリシー策定、ガイドライン整備、説明可能性(XAI)の導入、第三者による評価・監査体制の構築などが含まれる。EUのAI規制法(AI Act)や経産省のAIガバナンス・ガイドラインも実務上の重要資料。