プロが教える!FAXDMの進め方|ValueFAXコラム032
FAXを利用し、一度に大量送信が可能なFAX DM。
インターネットを使用した媒体と違い、原稿の作り方や送信のコツなど、他の媒体とは異なるアプローチが必要になってきます。
そこで今回は、反応率を高めるためにどのようにFAX DMを進めていけばよいのかを、プロが解説していきます。
FAX DMの特性を理解し、有利にビジネスを展開していきましょう。
FAX DMの導入に必要なことは?
FAX DMを導入し進めて行くにあたって、媒体の性質を知ることから始めて行くとよいでしょう。最初に必要な内容は以下になります。
FAXを送るターゲットを決めよう
FAXDMを利用した販促を進めていく場合、まずは具体的にターゲットを絞って行きましょう。
この際に大切な事は、「どのような相手(顧客)に、何を伝えるのか」を決める作業です。
基本的な考え方として、相手(顧客)の悩みやニーズを考えながら、解決(商品提案や情報)を提供するという考え方です。
これは「ダイレクト・レスポンス・マーケティング」の基本的な考え方になります。
FAX DM業者を決める
FAX DMは、FAXを送信する相手先の顧客リストを自社で賄う事も可能です。
しかし、送信相手の件数は自社で賄う場合、例えば10000件を確保するのは至難の技となります。
FAX DMの代行業者であれば、業種別の顧客リストがレンタルできますので、本来一番手間のかかる相手先のFAX番号を集める作業が必要なくなるのです。
また、送信できない連絡先など都度クリーニングが必要になりますので、リストが常に更新されているかも、代行業者を選ぶ際のポイントとして検討する必要があります。
送信代行業務をお願いするか
原稿を作成し、FAXを送信する作業については顧客リストをもとに行います。
自社で行う場合、送信先の企業情報を登録し送信する事になりますが、代行業者の場合1枚3-5円で送信作業をお願いする事ができます。
送信件数と登録作業の手間を考え、コストが合うようであれば送信代行をお願いする方法も検討してみましょう。
valueFAXでは、1枚あたり2.3円〜と業界では最安値で提供しています。
有料・無料のアプローチを選ぶ
FAXDMで対象となるターゲットが決まりましたら、「対象顧客に提供する案件をどのように提供するのか」を検討していきます。
具体的には、案内するサービスや商品について、有料、無料のどちらでオファーをするかということです。
無料のアプローチの場合
0円で提供する方法になります。例として以下の内容になります。
- 無料のセミナーを開催し、販促活動を案内
- 無料のコンサルティングを開催し、個別の案件を拾う→営業活動
無料で案内する場合、ある程度の反応率が期待できますが、その後の展開をシュミレーションしておく必要があります。
ただし、顧客にとって価値があるものを提供できなければ、反応率も思うように伸びないケースもありますので、注意しましょう。
有料アプローチの場合
こちらはストレートに販売したい商材や有料の商品説明会、セミナーなどお客さまに直接お金を頂く前提で、サービスをご案内していきます。
無料の場合と比べ反応率は下がりますが、即売上げに繋がりますので、媒体効果を確認し易くなります。
また、クレーム率は有料の場合の方が高くなりますので「次回からFAX送信を希望しない」チェックボックスを設けるなど対策を取るようにしましょう。
新商品やキャンペーンの販促品など、短期間でより正確なデータが必要な場合なども有効な方法になりますので、覚えておきましょう。
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業種別のFAX送信のタイミング
無料、有料のアプローチに基づき、ターゲットに合わせた原稿を作製していきます。
FAX原稿を送信するタイミングは、相手先(企業)が読んでもらい易い時間帯に送信するよう登録しましょう。
例えば午前中に業務が集中する企業などは、早朝か午後15時以降に設定するなど、反応率を上げる工夫をする事が大切です。
コンサルティングを利用するケースも
FAXDMの原稿については、販促したい内容を顧客に伝える大切なツールとなります。
レイアウトや文章力によって、顧客の関心を引く必要がありますので、反応率を見ながら都度戦略を立てて行く事になります。
valueFAXでは、初回限定でアドバイスレベルのコンサルティングは無料で行っています。
原稿作成の方向性やサービスの利用の仕方など、分からない点はお気軽にご相談ください。
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まとめ
今回はFAXDMの進め方について、プロが解説しました。FAXDMは、メールや郵送DMなどと比較し、一度に大量送信が可能な媒体手段として人気があります。
媒体の特性を活かす為にも、まずはどのような顧客をターゲットに販促を仕掛けるのかを考えましょう。
また、顧客リストをレンタルするなど代行業者を利用するメリットも検討する事をお勧めします。
送信代行についても、費用対効果を考え送信件数がまとまった量ある場合などに効果があります。
販促やキャンペーンの性質に合わせ、無料、有料のアプローチをどのように展開するかも併せて考える事が大切です。
顧客の立場に立って、ニーズを引き出す方法を考えて行きましょう。