FAXDMが企業イメージを損ねるってホント?その理由と対処法を解説!|ValueFAXコラム023
企業の販促やキャンペーンなど、効率よく新規顧客にアプローチをかける事のできるFAX DM。
DM広告には、メールマガジンやDM広告などさまざまな媒体がありますが、それぞれ特徴や性質が異なります。
企業の業種や職種を絞り込み、FAXを使う事で一度に大量の販促効果があり、視聴性の高い特徴のあるFAX DMですが、トナー代、FAX受信料が送信相手の企業様に掛かる事もあり、企業イメージを損ねるのではないか?と躊躇されている方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、FAX DMだけが企業イメージを損ねるのか。その理由と対処法についてご紹介していきます。
FAX DMが企業イメージに与える影響について
キャンペーンや販促の告知として利用される事の多いDM広告やチラシなどは、媒体の特性上メリットもデメリットも持ち合わせています。
FAX DMのメリットやデメリットをよりはっきりさせるためにも、他DMマーケティング手法と比較してみてみましょう。
①メールマガジンなどの販促DMが企業イメージに与える影響
受信する設定などにより異なりますが、大量に送られてくる「迷惑メール」フォルダに仕分けされた場合、受信を確認せず破棄される事も多い媒体です。
フォルダを削除する際など、送信先の情報は確認できますので、頻度や量が多い場合などは、企業イメージを損ねる事もあります。
②郵送型のDMハガキ、封書DMが企業イメージに与える影響
郵送物として送付されるDMハガキでは、情報が読み取り易いため、興味のある内容以外は破棄される事も多くあります。宛名入りの封書DMについては、開封され必要なもの以外は通常破棄されます。
こちらも販促など興味がなく、頻度が高い場合など煩わしく感じられる場合は、企業イメージを損ねる事もあります。
③企業のFAXに送信するFAX DMが企業イメージに与える影響
普段営業されている職場のFAXに直接送信されるFAX DMの場合、送信先の企業のインク代や紙代・受信料が発生してしまいます。
興味がない内容のFAXが送られて来た場合などは、企業イメージを損ねる場合があります。
FAX DMによる企業イメージへの悪影響を抑えるコツとは?
FAX DMは企業のFAXを使用するため、送られて来る内容に興味がなかったり、頻度が高い場合などはクレームに発展する可能性もあり、企業イメージを損ねる確率はゼロとは言えません。
FAX DM全体のクレーム率は反応率の約1%未満という少ない数字ですが、事前に対策を打つ事でクレームの発生を抑える事が可能です。
送付の時間帯や内容を精査する事で、クレームを受けるデメリットを最小限に抑える方法をご紹介します。
今後のFAX受信を希望しないチェックボックスを設ける
取引先とのやり取りや商談の記録など、さまざまな用途で使用されるFAXは高確率でチェックされています。もちろん、興味のない内容を何度も送信してしまった場合、送信先の企業が自社に対して悪印象を抱いてしまう可能性がございます。
そのため、受信を希望しない場合のチェックボックスを設けておき、「返信された場合は配信を停止する」という対応ができるようにしておきましょう。
チェックされたFAXが送られて来た場合は、速やかにリストから削除するなどし、誤送信しないよう心掛けましょう。
FAX DMを送付する時間帯を考慮する
FAX DMを送信する企業の営業時間を考慮し、なるべく業務で忙しい時間帯を避ける必要があります。
朝~夜までの営業時間の企業の場合、受注業務などが集中する午前中を避け、夕方~夜間などなるべくゆっくり目を通して頂ける時間帯を狙って送信するようにしましょう。
FAX送信先が興味・関心を持てる内容にする
販促やイベント、キャンペーン告知などさまざまな宣伝媒体として利用できるFAX DM。
しかし、例えば飲食店に土木機械の宣伝を行うなど、まったく興味のない内容を送信してしまってはやはり悪印象を持たれてしまう可能性があります。普段取引のある企業以外にも、業種や業界、職種などを企業リストなどから絞り込むことで、興味や関心を持って頂ける確率を上げていきましょう。
また、返信など反応がある顧客については、メールや郵送DMとも組み合わせ、成約率を上げるようにすると効果アップが期待できます。
クレーム発生の場合の対処法とは
クレーム発生を抑える施策をどれだけ丁寧に行っていても、クレームが発生する可能性はございます。
もしクレームが発生した場合は、迅速な対応を心がけましょう。顧客の話しをきちんと聞き、誠心誠意お詫びをすることが大切です。
その上で、今後は送信しないなど適切な対応をお伝えし、速かに企業リスト内容を変更するなど対応しましょう。
まとめ
今回は、FAX DMだけが企業イメージを損なうのか。についてご紹介しました。
FAX DM以外の販促方法についても、利用する媒体の特性によってメリットとデメリットが存在します。そうした中でクレームを抑える事や、企業イメージを損なわないような対策を行う事で、被害を最小限に抑える事が可能です。
マイナスイメージを抑える対策を取ることで、FAX DMが本来持っている視聴性の高さや、幅広い業種に利用できるメリットを最大限利用する事ができるのです。
FAX DMの特性を理解し、販促活動に活かしていきましょう。