[ValueFAXコラム028]FAXDM代行を依頼する際のチェックポイント
インターネットを活用したメールや郵送など、宣伝媒体には様々な種類があります。
多くの企業に設置されているFAXを使用するFAXDMは、シンプルながら視聴性が高く、コスト面に優れた媒体として近年注目されています。
FAXDMを始める際、企業のFAX番号や顧客リストのまとまった件数を確保する必要がありますが、自社で行うことが難しいケースが多くなります。
このような場合、業務を代行してくれる代行業者に依頼するとよいでしょう。
ただし、業者ごとにサービス内容や料金が異なりますので、どのような特徴があるのか事前に調べておく必要があります。
そこで今回は、FAXDM代行を依頼する際のチェックポイントについて解説していきます。
まずは料金の比較・検討から
FAXDMの代行業者は無数にありますので、まずは料金設定を確認する事をおすすめします。
パック料金のものや、1枚◯円〜など各社料金内容が異なりますので、あらかじめ想定枚数を決めておくと比較し易くなります。
また、料金以外にもサービスや対応をよく確認し、予算と照らして検討するようにしましょう。
顧客リストの件数や内容について
一度に大量に送信できるFAXDMでは、送信先の顧客リストの件数をいかに確保できるかが重要です。
個人や自社で確保できる件数は限られてきますので、代行業者が保有するリストが充分な件数があるのかもチェックしましょう。
また、自社の対象となる業種をカバーできているか、リスト取得の方法はコンプライアンスを遵守しているかなども重要な点となります。
顧客リストをレンタルできる業者であれば、関連業種はもちろん新規開拓の分野にも効率的にFAXを送信する事ができますので、レンタルが可能な業者をおすすめします。
顧客リストは更新されているか
膨大な件数を管理する必要がある顧客リスト。
送信ごとに発生するクレームや業者の移転情報など、正確な情報を常に更新しているかはチェックすべきポイントと言えるでしょう。
顧客リストの更新が適切に行われている場合、反応率のアップや、営業の機会が増えるなど媒体効率を高める事ができますので、常に更新されたリストを保持している業者を選ぶようにしましょう。
関連 : 【valueFaxコラム】FAX DMの企業リスト、「持ち込み」「レンタル」どっちがメリットある?
クレーム防止策は適切か
代行業者の対応のひとつとして、クレームの防止策も問われるところです。
新規顧客に送信する事も多いFAXDMでは、一定数のクレームに対応する必要があります。クレームを未然に防ぐ対策は取られているか。
また、発生した場合にも適切に対応してもらえる業者に依頼するようにしましょう。
関連 : 【valueFaxコラム】FAXDM送信で、クレームを受けない方法とは?
送信は手軽に行えるのか
キャンペーン告知や限定商材など、FAXを送信するタイミングが重要な広告などについては、手軽かつ簡単に送信できるかが重要です。
手続きまでの日数や入稿方法など、スムーズに送信作業が可能かを事前にチェックしておきましょう。
原稿のコンサルティングは可能か
FAXDMで送信するFAX原稿の作成については、リサーチ情報を整え、PC環境があれば自前で作成する事ができます。
ただし顧客に興味を持ってもらいやすいレイアウトや、販促に結びつきやすい文書を作成する場合、工夫が必要になります。
これまでの販売実績をもとに作成した独自のテンプレートを利用できる業者の場合、参考にする事で反応率を上げる事ができます。
また、販促の方向性やキャンペーン告知の進め方などが分からない場合、コンサルティングしてもらえる業者であれば検証も進めやすくなります。
関連 : 【ValueFAXコラム】FAXDMのコンサルが必要なケースと必要でないケースを解説
料金を抑える方法は?
このようにFAXDMの代行業者には、送信依頼の他にも顧客リストや原稿のデザインなど、依頼する内容にいくつか項目があります。
料金を抑える場合、まずは複数の業者を比較してみましょう。
多くの件数を扱う業者であれば、1件あたりの価格が抑えられる事も多いでしょう。
また、顧客リストについても自社で賄える範囲や件数を特定し、足りない箇所を依頼するなど工夫する必要があります。
原稿のデザインについては、都度プロに依頼する方法もありますが、原稿作成の方向性などアドバイスレベルであれば、無料で行っている業者もあります。
代行業者のサービス内容を理解し、効果的に活用する事をおすすめします。
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まとめ
今回は、FAXDM代行を依頼する際のチェックポイントについて解説しました。
代行業者によって、サービスの内容や料金が異なる事が分かりました。
また、顧客リストの件数や関連する業種を保持しているかなども重要なポイントです。
また、実際に業務を依頼する際に発生する可能性のあるクレームについても、対策や対応をしっかり行なってもらえる業者を選ぶ必要があります。
原稿作成時のコンサルティングやアドバイスなども、反応率アップのためのひとつの手段として利用できるか確認してみましょう。
これらのポイントを整理し、効率よく宣伝効果を上げていける業者を選んでいきましょう。