マーケティングにおけるFAXDMの歴史|ValueFaxコラム54
マーケティングにおけるFAXDMの歴史
消費者の購買を促進する「マーケティング」活動は1950年代の大量消費時代からアメリカで始まったと言われています。
マーケティング活動はIT技術が発達した現在では、ウェブ上のデータなどから消費者の動向やニーズをもとに情報を発信する「デジタルマーケティング」が主流となっています。膨大な顧客の消費データを解析するAIを駆使し、消費者に向けた情報精度を高める動きは今後も活発化していくことでしょう。
一方そんな情報が多様化する現在でも、FAXDMはシンプルな販促媒体のひとつとして利用されています。
そこで今回は、マーケティングにおけるFAXDMの歴史を徹底解説していきます。
FAXDMの歴史をご覧頂き、是非販促ツールとしての利用にお役立てください。
FAXの普及とマーケティング
FAXが国内で普及し出したのは1980年代からとなります。
普及当時、オフィスや家庭用の製品が次々にリリースされ最盛期には世帯保有率が約57%に達するなど「通信手段の定番」として定着しました。
その後1990年代にはオフィスなどで使用される複合機が登場し、大量送信が可能な機種も登場します。
こうしてFAX通信が一般化し始めた頃、企業に向けた販促媒体としてFAXDMが利用されるようになりました。
テキストが中心のFAX媒体ではありますが、「企業に向けた情報を一斉に送信できるツール」として、マーケティング活動に活かされたのが始まりと言えるでしょう。
FAXの普及が始まった頃に、消費者志向〜価値観重視の時代へ
企業間でFAXが普及し出した1980年〜1990年代のマーケティングトレンドは消費者が製品のみを選ぶ時代から、製品やサービスを通じた「価値」を提供する時代へと移り変わる時代にありました。
この当時、企業に販促媒体として情報をいち早く届ける事ができたFAXDMは「価値ある情報を素早く提供する手段」として活躍しました。
インターネットの普及とFAX
1990年代の後半より、デジタル技術の進展や世界的にインターネットが普及し出すと新たにインターネットメールを使用した媒体が登場します。
この頃から家庭用のFAX機器については著しく保有数が減少します。
一方企業間の通信手段としてFAXは根強く使用される事務機器でもありました。
多くの業種では、現在もFAX複合機を使用しています。
画像やテキストを中心に通信が可能なメール媒体では、基本的に受信ボックスを開いて読む形式のため担当者などに直接アプローチする際に使用されます。
一方のFAXDMでは、企業全体に向けたマーケティングに対して利用されますので、媒体の種類が棲み分けされそれぞれの個性に合わせ利用されるスタイルとなっています。
多様化した現代のマーケティングへ
2000年代〜現在にかけ企業でのマーケティング活動では、変化の速い企業のニーズに応えるため、さまざまな媒体要素を掛け合わせる必要が出てきました。
例えば大量送信が可能で試聴性の高いFAXDMでは、QRコードやURLを添付し企業のホームページやSNSに誘導する手法が宣伝媒体の手法のひとつとして注目されています。
また、メールやweb媒体のリスティング、郵送DMなど複数の媒体を掛け合わせ宣伝効果を高める方法も活発化して来ました。
コロナ禍以降の新たなマーケティングを
2020年より本格化したコロナ禍以降の現在では、リモートワークが普及し企業の働き方も大きく変化してきています。
FAXDMでは、オフィスに出社する日程や時間帯に合わせ送信することや、担当者に拡散されやすい情報提供を心掛けるなど新たなマーケティングに向けた取り組みも始まっています。今後もFAXDMのマーケティングにおける重要性は変わらないでしょう。
まとめ
今回は、マーケティングにおけるFAXDMの歴史を徹底解説しました。
シンプルな販促ツールとして現在も利用されているFAXDMのマーケティングの歴史では、時代のニーズに合わせた販促が行われてきた事をご紹介しました。
FAX機器の利用が始まった1980年代から、効率よく情報をお届けできる媒体ツールとしてFAXDMは定着してきました。
その後インターネットが普及しメールなど新たな媒体が登場した後は、企業全体に向けたマーケティングツールとして棲み分けされた事もご理解頂けたかと思います。
また、多様化したニーズに対応する現在のマーケティングでは、さまざまな販促ツールを掛け合わせる必要があることもご紹介しました。
このようにFAXDMは手軽に情報を視聴できるマーケティングツールとしてご利用頂けます。
ご利用をご検討の方は、是非Valuefaxにご相談下さいね。
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